作品

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吹く風に散りぬと思ふもみぢ葉の流るる滝のともに落つらん

吹く風に散りぬと思ふもみぢ葉の流るる滝のともに落つらん 作者:紀貫之 解釈:吹く風に散ったと思うやいなや、紅葉の葉はどうしてこうも早く、急流とともに流れていってしまうのでしょう・・・。 美しいもみじが散ってしまって、あっ […]

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夕暮れは雲のけしきを見るからにながめじと思ふ心こそつけ

夕暮れは雲のけしきを見るからにながめじと思ふ心こそつけ 作者:和泉式部 意味:夕暮れは雲を見てしまうから、眺めるのはよそうと思う。 ※作者は夕焼け空の雲を見ると、寂しく切ない思いになったのでしょう。なので、見るのをやめよ […]

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きさらぎのはだれのうへに見つつゆく杉の青き葉おちてゐたるを

きさらぎの はだれのうへに 見つつゆく 杉の青き葉 おちてゐたるを 作者:斎藤茂吉 瑞巌寺を詠んだ短歌 指定文化財〈国宝〉瑞巌寺本堂(宮城県松島)  

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北海相景君銘を臨書

北海相景君銘を臨書

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北海相景君銘を臨書

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北海相景君銘を臨書

北海相景君銘を臨書  

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しずまりし色を保ちて冬に入る穂高の山を今日見つるかも

しずまりし色を保ちて冬に入る穂高の山を今日見つるかも 作者:斎藤茂吉 解釈:晩秋、初冬の穂高を詠んだもの。山は秋の美しい色がやうやく寂びて来て、これから冬に入らうという時には、何ともいへぬほどの静寂になるものだなあ。 & […]

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宮島の紅葉が谷は秋闌けてもみじ踏み分け鹿の来る見ゆ

宮島の紅葉が谷は秋闌けてもみじ踏み分け鹿の来る見ゆ 作者:正岡子規(1867年~1902年) 季語:紅葉、秋闌く、鹿 意味:宮島の紅葉が谷の秋もそろそろ終わりのようですが、紅葉の落葉を踏み分けてやって来た鹿をみましたよ。 […]

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猫の舌のうすらに紅き手ざはりのこの悲しさを知りそめにけり

猫の舌のうすらに紅き手ざはりのこの悲しさを知りそめにけり 作者:斎藤茂吉(1882~1953) 山形出身。東大医学部卒。本業は精神科医。業績は歌作に留まらず、研究・評論・随筆等がある。代表作『赤光』 出典:『赤光』 読み […]

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