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くろがねの秋の風鈴鳴りにけり

くろがねの秋の風鈴鳴りにけり 作者:飯田蛇笏 『霊芝』(昭和12年)所収。 風鈴を鳴らす風に、夏が終わり秋を実感している句。 ※くろがねの→鉄製の、鋳物のと言う意味。単に鉄を意味するだけでなく、音感そのものがどっしり黒い […]

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華麗

華麗

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夕立や草葉をつかむむら雀 与謝蕪村

夕立や草葉(くさば)をつかむむら雀 作者:与謝蕪村(1776年に詠んだ句) 季語:夕立→夏 解釈:夕立がやってきた。雀の群れが雨宿りのために草の葉をつかんで隠れようとしている。 ※むらすずめ(群雀)→雀が一羽ではなく、集 […]

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超 (篆書) 70㎝×70㎝

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いとせめて恋しき時はぬばたまの夜の衣を返してぞ着る

いとせめて恋しき時はむぬばたまの夜の衣を返してぞ着る 作者:小野小町

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西本願寺36人集 友則集 臨書

西本願寺36人集 友則集 臨書

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この夏の桃のさかりに来てみれば流れにうつる花のくれなゐ 良寛

この夏の桃のさかりに来てみれば流れにうつる花のくれなゐ  作者:良寛

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虹自身時間はありと思ひけり

虹自身時間はありと思ひけり 作者:阿部青鞋(あべせいあい) 『火門集』(昭和3)所収 虹という「虚」の現象が、それ自身で時を思考するノンセンスです。 読み手の脳裏で「虚」が「実」とかくれんぼし、あっても不思議ではない世界 […]

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西本願寺36人集 友則集を臨書

西本願寺36人集 友則集を臨書

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雪解川名山けづる響きかな

雪解川名山けづる響きかな 『普羅句集』所収。 作者:前田普羅→大正初期から虚子門で頭角を現した俳人。東京生まれだが、新聞記者として多年富山に在勤。 解釈:北国の春の雪解けの時期、にわかに水量を増した山川が走りくだる勇壮な […]

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