作品
嘆きつつひとり寝る夜の明くる間はいかに久しきものとかは知る
2021年10月5日
嘆きつつひとり寝る夜の明くる間はいかに久しきものとかは知る 百人一首53番 作者:右大将道綱母(うだいしょうみちつなのはは。937~995) 意味:あなたが来ないのを嘆きに嘆いて一人寝する夜が明けるまでの時 […]
明けぬれば暮るるものとは知りながらなほ恨めしきあさぼらけかな
2021年9月17日
明けぬれば暮るるものとは知りながらなほ恨めしきあさぼらけかな 百人一首52番 現代語訳:夜が明けてしまうと、また日が暮れて夜になる(そして、あなたに逢える)とは分かっているのですが、それでもなお恨めしい夜明けです。 作者 […]
雨を聞く夜は静かなり虫名残
2021年9月5日
雨を聞く夜は静かなり虫名残 無影句 季語:虫名残(晩秋) ※秋が深まり初冬を目前とした頃になっても、細々と鳴く虫のこと。 「虫名残」を使用した俳句ですが、皆吉爽雨の「ひとつ音のかしこばかりに虫名残」もあります。