作品
いにしへを月にとはるる心地してふしめがちにもなる今宵かな
2024年9月11日
いにしへを月にとはるる心地してふしめがちにもなる今宵かな 作者:太田垣連月 解釈:昔のことを月から問われているような気持がして、ふし目がちになる今夜であるなあ。
夕されば野路の刈萱うちなびき乱てのみぞ露もおきける
2024年9月5日
夕されば野路の刈萱うちなびき乱てのみぞ露もおきける 金槐和歌集 巻之上 秋部 (214) 源実朝 秋の日は沈んでゆこうとしている。野には、風に倒れた刈萱の群生がひろがっていて露がおりている。(倒れ […]
一隅に香水立ちてかをるなり 山口誓子
2024年9月2日
一隅に香水立ちてかをるなり 作者:山口誓子 季語:香水→夏 長形風景文香水瓶 1735年ごろ ドイツマイセン ラスター彩香水便 1924年頃 ボヘミア レッツ工房
旅ならぬ草の枕に虫なきて秋あはれなるわが庵かな
2024年8月31日
旅ならぬ草の枕に虫なきて秋あはれなるわが庵かな 半切:136㎝×34.5㎝ 作者:太田垣蓮月(おおたがきれんげつ) 寛政3年~明治8年(1791年~1875年)俗名:誠(のぶ)