小夜ふけて 蓮の浮葉の 露のうへに 玉とみるまで やどる月影
2023年8月3日
小夜ふけて 蓮の浮葉の 露のうへに 玉とみるまで やどる月影 作者: 源実朝 夜がふけて、蓮の浮葉の露の上に玉のように月影が宿っているという情緒あふれる風景が目に浮かびます。 蓮の見頃は夏の早朝です。朝日に夜露が輝き、優 […]
田子の浦に打ち出でてみれば白妙の富士の高嶺に雪はふりつつ
2023年6月10日
田子の浦に打ち出でてみれば白妙の富士の高嶺に雪はふりつつ 百人一首4番 作者:山辺赤人 現代語解釈:田子の浦に出て見ると、富士の高嶺に真っ白な雪が降っている。
人もをし人もうらめしあぢきなく世を思ふ故にもの思ふ身は
2023年4月26日
人もをし人もうらめしあぢきなく世を思ふ故にもの思ふ身は 百人一首99番 作者:後鳥羽院 現代語訳:人が愛おしくもあり、恨めしくもある。この世がおもしろくないと思うがために、もの思いにふける我が身であります。 ★当時、作者 […]
