作品
和漢朗詠集 花付落花(はな つけたり らつくわ)
和漢朗詠集 花付落花(はな つけたり らつくわ) 【書いた内容の解釈】 花が上林苑に目も鮮やかに咲き始め、(高官たちを乗せた)軽やかな車が都大路を塵を巻き上げて疾走していく。 猿が物寂しい深山に泣き叫び、西に傾いた月の光 […]
丹沢に 春の雪置き 雲光る (無影句)2017.2.18
【丹沢に 春の雪置き 雲光る (無影句)】 私の祖父 木村 無影が詠んだ俳句を書いてみました。 「春の雪」とは春に降る雪。 立春(2月3日頃)以降は「春」なので、その日から後に降る雪はすべて「春の雪」となり […]
桃咲いて 大和連山 なだらかに (無影句)
【桃咲いて 大和連山 なだらかに】無影句 私の祖父、木村 無影が詠んだ俳句を桃色の料紙に書きました。 お雛様も近いので、お花屋さんに桃の花が置かれるようになり、春の到来を感じますね。 大和連山に美しい桃の花が咲いている光 […]
朝ぼらけ 有明の月と見るまでに 吉野の里に 降れる白雪
【朝ぼらけ 有明の月と見るまでに 吉野の里に 降れる白雪】 私はこの料紙を見た瞬間に、一目ぼれして購入しました。 雪のイメージの料紙にピッタリの和歌を書いて、扇面に切りました。 季節:冬 出典:古今集 主題:有明の月のよ […]
山茶花の咲きそめ庵は冬に入る (無影句)
山茶花の咲きそめ庵は冬に入る 無影句 季語 : 山茶花(さざんか) 初冬 さざんかが一面に咲いている庵を見て、冬の訪れを愛でた作品。 特に珍しいわけではないどこにでもありそうな光景。 誰でも目にしそうな光景だが我々は敢え […]
そこここに 湯宿ともりて 山眠る
『そこここに 湯宿ともりて 山眠る』無影句 私の祖父 木村 無影の詠んだ俳句。 山には、温泉宿の灯りがあちこちにともされている様子がうかがえます。 山の暗さと宿の灯りとは明るさが対象的。 山には人気がなく淋しく暗く、それ […]
受 今年の一文字の依頼を受けて書きました
『受』を依頼されて、書きました。 コンサートで祝福や厚意を「受けた」からだそうです。 年を重ねるごとに、「授ける」より「受ける」方が多くなるとおっしゃっていました。 きっとその方には、人徳がおありだからだと思います。 香 […]