作品
今年より春しりそむる桜花ちるといふことは習はざらなむ
2024年4月2日
ことしより春しりそむる桜花ちるといふことは習はざらなむ 作者:紀貫之 解釈:春を知り始めたかのように今年から花を咲かせ始めた桜の花よ。どうか散ることは他の桜に見習わないでほしいものです。
ゆらゆらと朝日子あかくひむがしの海に生まれてゐたりけるかも
2024年3月23日
ゆらゆらと朝日子あかくひむがしの海に生まれてゐたりけるかも 作者:斎藤茂吉 『あらたま』 解釈:ゆらゆらと朝日が赤く 東の海に生まれたように現れたのであったよ。 ※朝日子(あさひこ)→ 朝日のこと。「子」は親しみを込めて […]
おほほしきくもりにつづき心こぼし相模の海の遠なぎさ見ゆ
2024年3月11日
おほほしきくもりにつづき心こぼし相模の海の遠なぎさ見ゆ 作者:斎藤茂吉 解釈:憂鬱な曇りが続いて、心恋しく相模の海の遠くの渚を見る。 憂いに満ちた曇りが続き、作者が恋しく思ったのは、太陽の光なのか、或いは特定の誰かなので […]
世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし
2024年3月4日
世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし 作者:在原業平(825~880)平安時代初期から前期の貴族。六歌仙、三十六歌仙(他に、柿本人麻呂、小野小町、山部赤人、大伴家持)の一人で、平安時代を代表する歌人。 解釈 […]
