おのづから山のあるじの心なり清き岩間の鳴れる水音
2024年9月26日
おのづから山のあるじの心なり清き岩間の鳴れる水音 作者:与謝野鉄幹 出雲の地を与謝野鉄幹と晶子夫妻が訪れた際の歌。 香龍撮影 出雲大社にある亀の尾の瀧
さやけくて妻とも知らずすれちがふ 西垣脩
2024年9月25日
さやけくて妻とも知らずすれちがふ 作者:西垣脩 『西垣脩句集』(昭和54年)所収。 季語:さやけし→秋の爽やかに澄んだ大気、その快さを形容する。 解釈:夕暮れ時、人通りの多い街頭での情景と思われます。ふとすれ違った女性 […]
日本武道館9月号優秀作品に掲載された大人の生徒さんの作品
2024年9月23日
日本武道館9月号 優秀作品に掲載された 大人の生徒さんの作品 初段の生徒さんの作品です。 日本武道館9月号の優秀作品として掲載され、『墨量豊かスケール大きい』とのご批評を仰ぎました。
十七帖(東晋 王羲之)を臨書
2024年9月20日
十七帖(東晋 王羲之)を臨書 半切:136㎝×34.5㎝ 慨然為爾不信乙乙示為欲廣異聞得 読み方:慨然たらしむ。爾りと為すや不や。信もて乙乙に示せ。異聞を広めんと欲するが為なり。得る。
いにしへを月にとはるる心地してふしめがちにもなる今宵かな
2024年9月11日
いにしへを月にとはるる心地してふしめがちにもなる今宵かな 作者:太田垣連月 解釈:昔のことを月から問われているような気持がして、ふし目がちになる今夜であるなあ。
夕されば野路の刈萱うちなびき乱てのみぞ露もおきける
2024年9月5日
夕されば野路の刈萱うちなびき乱てのみぞ露もおきける 金槐和歌集 巻之上 秋部 (214) 源実朝 秋の日は沈んでゆこうとしている。野には、風に倒れた刈萱の群生がひろがっていて露がおりている。(倒れ […]