いくたびも雪の深さを尋ねけり 正岡子規

いくたびも雪の深さを尋ねけり

作者:正岡子規

季語:雪(冬)

解釈:庭に積もった雪がどれぐらいの深さになっているものか、何度も家人に尋ねてしまったなぁ。

作者がこの句を詠んだ時、肺結核を患い、病の床にありました。庭に降り積もる雪を作者が自らの目で確かめることができなかったため、家人に何度も雪の深さを尋ねることになりました。