滝の音は絶えて久しくなりぬれど名こそ流れてなほ聞こえけれ、大納言公任 百人一首55番

滝の音は絶えて久しくなりぬれど名こそ流れてなほ聞こえけれ 百人一首55番

作者:大納言公任(966~1041)

 

出典:千載集

 

解釈:滝の流れる音は聞こえなくなって随分長くなるが、その評判だけは今も伝わって聞こえてくる。

※「滝」→ 嵯峨の大覚寺にあったと言われている。