2021年

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心静即身涼 こころしずかなればすなわちみすずし

心静即身涼 こころしずかなればすなわちみすずし 禅語 解釈:心が清逸であれば身体も清涼である。心頭を滅却した心身一如のところ。

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由良のとを渡る船人かぢをたえ行方も知らぬ恋の道かな 曽祢好忠

由良のとを渡る船人かぢをたえ行方も知らぬ恋の道かな 曽祢好忠 解釈:由良川の河口の流れが速い瀬戸を漕ぎ渡る船頭が、櫂をなくして行く先も分からずに漂っていく。そんなようにこれからどうなるのか行く末が分からない私の恋の道行き […]

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一雨潤千山 いちうせんざんをうるおす

【一雨潤千山 いちうせんざんをうるおす】 禅語 解釈:わずかに身を濡らすだけの雨も、見渡せばあらゆるものをゆったりと潤している様子。

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たぎつ瀬のわかるる中州枯葎

たぎつ瀬のわかるる中州(なかす)枯葎(かれむぐら) 季語:枯葎(かれむぐら)⇒ 三冬 意味:夏に生い茂っていた葎が、冬になりすっかり枯れ果てた様子。 ※たぎつ(激つ)⇒ 水が激しく流れる。水が逆巻きうねる。

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席入りの庭にあやめの返り花

席入りの庭にあやめの返り花  無影句 季語:あやめ(夏) 鎌倉の明月院(花菖蒲)

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瀧直下三千丈(たきちょっかさんぜんじょう)

瀧直下三千丈(たきちょっかさんぜんじょう) 禅語 解釈:瀧がまっすぐに落ちること、三千丈。 涼しさを強調し語呂を合わせたもので夏の涼しさを呼ぶ一句。 ※三千丈(さんぜんじょう)は、約9000メートル。もちろん、多い、長い […]

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山晴れて白き雲飛ぶ新樹(しんじゅ)かな

山晴れて白き雲飛ぶ新樹(しんじゅ)かな  無影句 季語:新樹(しんじゅ)⇒ 初夏

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本当の愛は見返りを求めない無償の愛だ

本当の愛は見返りを求めない無償の愛だ ある雨の日、私は長い行列をなしているバス停で待っていました。 バス停の目の前の店から出てこようとしたお年を召した女性が、左手でドアを押しておられるのですが、自動ドアでないため、ドアが […]

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今日のこと忘れんとして髪洗ふ

今日のこと忘れんとして髪洗ふ 無影句 季語:髪洗う(夏)

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澗水湛如藍(かんすいたたえてあいのごとし)

澗水湛如藍(かんすいたたえてあいのごとし) 禅語 解釈:水は無色だが、満々と湛(たた)えた淵では深い藍のような色になる。 変化の中に不変の真理が宿っている。

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