初しぐれ猿も小みのをほしげなり

初しぐれ猿も小みのをほしげなり

2Bの鉛筆で書きました。

松尾芭蕉46歳の策。

季語:初しぐれ

季節:冬

解釈:山中で時雨が降ってきた。冷たい時雨に濡れる猿の姿は、小さい蓑をほしがっているようだ。

※「小みの」→今でいう、雨かっぱのこと。