作品
ものの種にぎれば命ひしめける
2022年4月7日
ものの種にぎれば命ひしめける 作者:日野草城(大正時代から昭和の中期) 季語:種(春) 解釈:植物の種を握りしめてみると、命そのものがひしめき合っているのを感じる。
花謝樹無影(はなしゃしてきのかげなし)
2022年3月14日
花謝樹無影(はなしゃして きのかげなし) 禅語 解釈:冬に花が全て散ってしまった木は、まるで死んでしまったかのようですが、春になればまた、花を咲かせる。 冬の間は、春に花を咲かせるため養分を蓄えている。 自分の目標がわか […]
孤舟(こしゅう)共に渡るすらなお夙因(しゅくいん)あり
2022年2月26日
孤舟(こしゅう)共に渡るすらなお夙因(しゅくいん)あり 読み方:こしゅう ともに わたるすら しゅくいんあり 禅語 解釈:渡し船にたまたま乗り合わせるという偶然を、たまたまだと思われるかもしれないけれど、ご縁に寄るもので […]
憂きことを海月(くらげ)に語る海鼠(なまこ)かな
2022年2月22日
憂きことを海月(くらげ)に語る海鼠(なまこ)かな 作者:黒柳 召波 (与謝蕪村の門人)。別号を春泥という。 季語:海月(くらげ)→ 夏 海鼠(なまこ)→ 冬 春泥発句集では、冬の部「海鼠」の項に掲載されている。」 解釈 […]