【お年玉は 年々かさむ 布衣の身に】無影句

※布衣(ほい):官位のない人。庶民。

この俳句を詠んだのは私の祖父です。

103歳で他界した祖父ですが、この俳句を最近、祖父の俳句集で見つけた私は、胸がギュッとなりました。

母が5人兄弟の一番下なので、私は祖父の一番、年下の孫になります。

当時、無邪気にお年玉を喜んでもらっていた自分でした。

祖父の心境を微塵も考えていませんでした。

この俳句で初めて知りました。

「申し訳なかった」、私は切ない思いになりました。

大人にならないと、わからないことって、結構あるものです。

年を重ねると、いろんなことが見えてきて、理解力も増すものですね。

香龍