慈
ふるままに はたごの庭の 梅もどき
【海風に 芝焼く煙 広がりて】無影句 冬の俳句
秋雨に 添水ひびきて 山の庵
【瀬の音も 葉ずれの音も 風は秋】無影句
朝寒や 熱き紅茶も 日々親し
【金魚すくふ 子を見守りて 立ち疲れ】無影句 季語:金魚→夏
【昼寝覚め 山霧深く 灯をともす】無影句 季語→山霧(秋)。〖意味〗山に発生する霧。山の斜面を空気が上昇するときにできる。
【見えそめし 湖一線を稲架(はざ)のひま】無影句 稲架(はざ)→ 竹や木を組み、刈った稲をかけて乾かす設備 季語:秋
霧笛なり 潮騒通ふ 旅枕 無影句