作品
みよし野の山の秋風小夜更けて故郷寒く衣うつなり
2023年1月29日
みよし野の山の秋風小夜更けて故郷寒く衣うつなり 百人一首94番 作者:参議雅経(さんぎまさつね。1170~1221) 本名、藤原雅経(ふじわらのまさつね)。藤原頼経(よりつね)の子供で、後鳥羽院に気に入られ、新古今集の […]
あけましておめでとうございます
2023年1月1日
明けましておめでとうございます 皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます 昨年は私にとっては怒涛の一年でした。 コロナ禍でしたので親族のみで、結婚式を挙げ、夫の親族にやっとお会いでき、新しい家族ができとても嬉 […]
この道や行く人なしに秋の暮れ 松尾芭蕉
2022年12月23日
この道や行く人なしに秋の暮れ 松尾芭蕉 季語:秋の暮れ→秋 解釈:秋の夕暮れ時にこの道を行くものは全くいない。道を行く私は何と寂しいことだ。
わが袖は潮干に見えぬ沖の石の人こそ知らねかわく間もなし 二条院讃岐
2022年12月7日
わが袖は潮干に見えぬ沖の石の人こそ知らねかわく間もなし 二条院讃岐 百人一首92番 解釈:私の袖は、引き潮の時でさえ海中に隠れて見えない沖の石のようだ。他人は知らないだろうが、(涙に濡れて)乾く間もない。 […]
見せばやな 雄島のあまの 袖だにも 濡れにぞ濡れし 色は変わらず 百人一首90番
2022年11月9日
見せばやな 雄島のあまの 袖だにも 濡れにぞ濡れし 色は変わらず 百人一首90番 作者:殷富門院大輔(いんぷもんいんのたいふ)(女性) 解釈:血の涙を流して、その私の涙を拭いた袖をあなたにお見せしたいものです。雄島の漁師 […]
山は暮れて野は黄昏のすすきかな 与謝蕪村
2022年11月5日
山は暮れて野は黄昏のすすきかな 与謝蕪村 読み方:やまはくれて のはたそがれの すすきかな 作者:与謝蕪村(江戸時代中期)俳人でもあり画家でもあったので、画家としての視点で、広々した秋の夕暮れを詠んでいる。 季語:すすき […]