作品

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喜べばしきりに落つる木の実かな 富安風生

喜べばしきりに落つる木の実かな  作者:富安風生(とみやすふうせい)1885年~1979年。高浜虚子二に師事。 季語:木の実→晩秋 昭和54年2月93歳で逝去した作者が、48歳で出した第一句集代表作。 風生と言えば、まず […]

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長からむ心も知らず黒髪の乱れて今朝はものをこそ思へ 百人一首80番

長からむ心も知らず黒髪の乱れて今朝はものをこそ思へ 百人一首80番  

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風鈴の鳴らねば淋しなれば憂し

風鈴の鳴らねば淋しなれば憂し 作者:赤星水竹居

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泉への道後れゆく安けさよ

泉への道後れゆく安けさよ 作者:石田波郷(愛媛県出身の俳人)  『春風』(初和32年)所収。 季語:泉(夏) 石田波郷(1913年~1969年)は戦後まもなく結核の手術を受け、闘病生活を続けた末に昭和44年逝去しました。 […]

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くろがねの秋の風鈴鳴りにけり

くろがねの秋の風鈴鳴りにけり 作者:飯田蛇笏 『霊芝』(昭和12年)所収。 風鈴を鳴らす風に、夏が終わり秋を実感している句。 ※くろがねの→鉄製の、鋳物のと言う意味。単に鉄を意味するだけでなく、音感そのものがどっしり黒い […]

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華麗

華麗

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夕立や草葉をつかむむら雀 与謝蕪村

夕立や草葉(くさば)をつかむむら雀 作者:与謝蕪村(1776年に詠んだ句) 季語:夕立→夏 解釈:夕立がやってきた。雀の群れが雨宿りのために草の葉をつかんで隠れようとしている。 ※むらすずめ(群雀)→雀が一羽ではなく、集 […]

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超 (篆書) 70㎝×70㎝

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出会いがあれば別れがある

7月7日、ピピ(20歳の雌猫)が虹の橋を渡りました。 5月1日から体調を崩し、毎日、点滴通院をしていました。 獣医師は、ピピの為に休診日も休まず毎日、一日も欠かさず点滴をして下さいました。 食事を受け付けなくなり、私が指 […]

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いとせめて恋しき時はぬばたまの夜の衣を返してぞ着る

いとせめて恋しき時はむぬばたまの夜の衣を返してぞ着る 作者:小野小町

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