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張猛龍碑を臨書

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人気なき公園の椅子にもたれて我の思ふことはけふもまた烈しきなり

人気なき公園の椅子にもたれてわれの思ふことはけふもまた烈しきなり。 作者:萩原朔太郎 詩集『純情小曲集』(大正14年)後半「郷土望景詩」10編の中の「公園の椅子」冒頭2行を書いてみました。 故郷の前橋で過ごした憂鬱きわま […]

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寸松庵色紙を臨書

寸松庵色紙を臨書 ちはやぶる神のいがきにはふ葛も秋にはあへずもみぢしにけり 解釈:神威の強い神の斎垣に這う生命力の強い葛でさえも、秋には堪えられず色を変えたのであった。

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張猛龍を臨書

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暮れていく春のみなとは知らねども霞に落つる宇治の柴舟

暮れていく春のみなとは知らねども霞に落つる宇治の柴舟 作者:寂連法師 解釈:終わりになって去っていく春の行きつく所は知らないが、今、霞の中に落ちるように下っていく宇治川の柴舟とともに、春が去っていく感じがする。 香龍撮影

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継色紙を臨書

継色紙を臨書 あめによりたみののしまをけふみれば(名にはかくれぬものにぞありける)

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吉野なる夏実の河の河淀に鴨ぞ鳴くなる山かげにして

吉野なる夏実の河の河淀に鴨ぞ鳴くなる山かげにして 作者:湯原王(ゆはらのおおきみ) 湯原王は志貴皇子の第2子で光仁天皇のご兄弟。 「夏実」は吉野川の一部で、宮滝の上流約十町にある。 解釈:吉野にある夏実の川淵に鴨が鳴いて […]

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継色紙を臨書

継色紙を臨書 神がきのみむろの山のさかきばはかみのみむろにしげりあひにけり

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吉野山八重たつ峯の白雲にかさねて見ゆる花桜かな

吉野山八重たつ峯の白雲にかさねて見ゆる花桜かな 作者:藤原清家 「遠山桜」という題で、白雲に見立てた吉野の桜が詠まれている。 平安時代、吉野は山岳信仰としての色を強め、多くの修験者が集まるようになる。金峯山寺を開くに際し […]

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今年より春しりそむる桜花ちるといふことは習はざらなむ

ことしより春しりそむる桜花ちるといふことは習はざらなむ 作者:紀貫之 解釈:春を知り始めたかのように今年から花を咲かせ始めた桜の花よ。どうか散ることは他の桜に見習わないでほしいものです。

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