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旅ならぬ草の枕に虫なきて秋あはれなるわが庵かな

旅ならぬ草の枕に虫なきて秋あはれなるわが庵かな 半切:136㎝×34.5㎝ 作者:太田垣蓮月(おおたがきれんげつ) 寛政3年~明治8年(1791年~1875年)俗名:誠(のぶ)  

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十七帖(東晋 王羲之)を臨書 情司州疾篤不果西公私可恨足下

十七帖(東晋の王羲之)を臨書 半切:136㎝×34.5㎝ 情司州疾篤不果西公私可恨足下 読み方:情す。 【司】州は疾篤く、西にするを果たさず、公私に恨む可し。足下の・・・。  

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ちりぢりと鴨の大群移動する 山口誓子

ちりぢりと鴨の大群移動する 作者:山口誓子 香龍撮影

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つよ風に羽薄く飛べるとんぼかな 日野草城

つよ風に羽薄く飛べるとんぼかな 作者:日野草城 季語:とんぼ→ 三秋  

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地(つち)踏めど 草鞋(わらじ)声なし山ざくら 咲きなむとする山の静けさ

地(つち)踏めど 草鞋(わらじ)声なし山ざくら 咲きなむとする山の静けさ 作者:若山牧水 半切 34.5㎝×136㎝

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刈るほどに山風の立つ晩稲かな 飯田蛇笏

刈るほどに山風の立つ晩稲かな 作者:飯田蛇笏 季語:晩稲(おくて)→ 晩秋に実る稲 香龍撮影  

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山葵生ふ峡の昼月幽かなり 蛯原喜荘

山葵生ふ峡の昼月幽かなり 作者:蛯原喜荘 季語:山葵(わさび)→ 晩春 香龍撮影

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十七帖(東晋の王羲之)を臨書

十七帖(東晋の王羲之)を臨書   半切:34.5㎝×136㎝ 在其人有以副此志不令人依々足  

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うす霧に日あたる土の木の実かな 飯田蛇笏

うす霧に日あたる土の木の実かな 作者:飯田蛇笏 季語:うす霧(秋)→ 薄くかかった霧

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紫陽花も花櫛したる頭をばうち傾けてなげく夕暮れ

紫陽花も花櫛したる頭をばうち傾けてなげく夕暮れ 作者:与謝野晶子 解釈:紫陽花も花櫛をしている頭を傾けて嘆く夕暮れ。 ★したる→古語 ぶる下げる。たれ下げる。 作者が夕暮れ時、寂しさや悲しみを抱いていたから、紫陽花が頭を […]

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