作品
旅ならぬ草の枕に虫なきて秋あはれなるわが庵かな
2024年8月31日
旅ならぬ草の枕に虫なきて秋あはれなるわが庵かな 半切:136㎝×34.5㎝ 作者:太田垣蓮月(おおたがきれんげつ) 寛政3年~明治8年(1791年~1875年)俗名:誠(のぶ)
十七帖(東晋 王羲之)を臨書 情司州疾篤不果西公私可恨足下
2024年8月30日
十七帖(東晋の王羲之)を臨書 半切:136㎝×34.5㎝ 情司州疾篤不果西公私可恨足下 読み方:情す。 【司】州は疾篤く、西にするを果たさず、公私に恨む可し。足下の・・・。
地(つち)踏めど 草鞋(わらじ)声なし山ざくら 咲きなむとする山の静けさ
2024年8月24日
地(つち)踏めど 草鞋(わらじ)声なし山ざくら 咲きなむとする山の静けさ 作者:若山牧水 半切 34.5㎝×136㎝
紫陽花も花櫛したる頭をばうち傾けてなげく夕暮れ
2024年8月16日
紫陽花も花櫛したる頭をばうち傾けてなげく夕暮れ 作者:与謝野晶子 解釈:紫陽花も花櫛をしている頭を傾けて嘆く夕暮れ。 ★したる→古語 ぶる下げる。たれ下げる。 作者が夕暮れ時、寂しさや悲しみを抱いていたから、紫陽花が頭を […]