2024年8月24日
地(つち)踏めど 草鞋(わらじ)声なし山ざくら 咲きなむとする山の静けさ 作者:若山牧水 半切 34.5㎝×136㎝
2024年8月23日
刈るほどに山風の立つ晩稲かな 作者:飯田蛇笏 季語:晩稲(おくて)→ 晩秋に実る稲 香龍撮影
2024年8月21日
山葵生ふ峡の昼月幽かなり 作者:蛯原喜荘 季語:山葵(わさび)→ 晩春 香龍撮影
2024年8月20日
十七帖(東晋の王羲之)を臨書 半切:34.5㎝×136㎝ 在其人有以副此志不令人依々足
2024年8月19日
準初段 生徒さんの作品 2022年10月にご入会されました。 2024年8月、日本武道館の「書写書道」に優秀作品として写真掲載されたものです。 「運筆に躍動感があり佳臨」との批評を賜りました。
2024年8月17日
うす霧に日あたる土の木の実かな 作者:飯田蛇笏 季語:うす霧(秋)→ 薄くかかった霧
2024年8月16日
紫陽花も花櫛したる頭をばうち傾けてなげく夕暮れ 作者:与謝野晶子 解釈:紫陽花も花櫛をしている頭を傾けて嘆く夕暮れ。 ★したる→古語 ぶる下げる。たれ下げる。 作者が夕暮れ時、寂しさや悲しみを抱いていたから、紫陽花が頭を […]
2024年8月15日
暗がりの天地に響く花火哉 作者:正岡子規 季語:花火(秋) 解釈:夜暗い天地に花火の大きな音が響いている。 香龍撮影
2024年8月14日
白樺を幽かに霧の行く音か 作者:水原秋櫻子 解釈:白樺林をさらさらと霧が流れる。霧が風に吹かれる音が聞こえることよ。 香龍撮影