くれゆかば空のけしきもいかならむきさだに悲し秋のはつかぜ 藤原定家

くれゆかば空のけしきもいかならむきさだに悲し秋のはつかぜ

作者:藤原定家が37歳頃の作。  新古今和歌集の収められています。

意味:日が暮れていくにつれ、空の景色もどのように変わっていくのだろう。そう思うと、この夕方の初秋の風がいっそうもの悲しく感じられることだ。

香龍撮影