雨そそぐ花橘に風過ぎて山ほととぎす雲に鳴くなり 藤原俊成

雨そそぐ花橘に風過ぎて山ほととぎす雲に鳴くなり

作者:藤原俊成

解釈:さみだれの降り注ぐ橋の上に、風が吹き過ぎてかぐわしい香りを運ぶ折しも、雲の中から山ホトトギスの鳴く声が聞こえる。

半切134㎝×35㎝