沈み果つる入日のきはにあらはれぬ霞める山のなほ奥の峰 京極為兼

沈み果つる入日のきはにあらはれぬ霞める山のなほ奥の峰

作者:京極為兼

解釈:霞んでいる山に夕日が沈む間際、山の奥の今まで見えなかった峰が、夕日によって初めてその姿を現しました、という逆光の中の情景です。