寸松庵色紙を臨書 雨降れば笠取山のもみぢ葉は行きかふ人の袖さへぞてる

寸松庵色紙を臨書

雨降れば笠取山のもみぢ葉は行きかふ人の袖さへぞてる

解釈:雨上がりの笠取山は、草木の葉が綿に輝いて、行きかう人の袖さえも晴れ晴れとしているようだ。