迷ふなり月の光の白うさぎ雪には深き道も忘れて

迷ふなり月の光の白うさぎ雪には深き道も忘れて

作者:藤原為顕(ふじわらためあき)

解釈:月の光が照らす、一面白雪の野、あの白兎の姿は、もうわからなくなってしまったなぁ・・・。

教え:生きていると誰もが何かと迷いが生じます。例えすぐに解決できなくても、迷っていた事を忘れてしまった頃には、いつの間にか解決しているものです。