夕暮れは雲のけしきを見るからにながめじと思ふ心こそつけ

夕暮れは雲のけしきを見るからにながめじと思ふ心こそつけ

作者:和泉式部

意味:夕暮れは雲を見てしまうから、眺めるのはよそうと思う。

※作者は夕焼け空の雲を見ると、寂しく切ない思いになったのでしょう。なので、見るのをやめようと思うのですが、美しい夕焼空に、心を惹かれ、もう見るのはよそうと思いながらも、ついつい見てしまったのでしょう・・・。