とんぼうの腹の黄光り大暑かな

とんぼうの腹の黄光り大暑かな

作者:室生犀星(1989年生まれ~1962年)石川県金沢市出身。

季語:大暑(夏)

意味:トンボのお腹が黄色く光っている大暑の日の光だなあ。

黄色のトンボには、キイトトンボ(本州以南に生息)がいます。

室生犀星が見たのは、キイトトンボだったのか、或いは光によって黄色く見えている別の種類のトンボだったのか・・・