ふるままに 旅籠の庭の 梅もどき 無影句
【ふるままに はたごの庭の 梅もどき】無影句
季語:梅→春
かやぶきの里、薬師温泉 旅籠(はたご)に11月に行った時の写真です。
いただいたパンフを掲載しました。上州吾妻にある浅間隠山の山懐に抱かれた静かな1軒宿です。
「生前、祖父はこの地を訪れ、感動し、この俳句を詠んだんだな~」と。時間を経てはいますが、同じ地に自分が立てたこと、同じように感激したことにロマンを感じました。祖父はこの世に存在しなくても、時空を飛び越え、祖父と繋がっているような…そんな思いに馳せました。
祖父は梅の美しい時期、春に訪れたのでしょう…。秋もまた、わび寂びの世界観に包まれています。
200余年前より自噴する天然温泉と古民具の数々、川のせせらぎ…、
古き良き時代の文化に触れ、時間を忘れ、身も心も癒される最高のひと時を是非、あなたにも味わっていただきたいです。
香龍