白雲自去来 はくうんおのずからきょらいす

白雲自去来 (はくうんおのずからきょらいす)

禅語

解釈:白雲はどこからともなく湧き上がってきます。

しかし、高い山だといっても、山に遮られることなく、東に西に、右に左に、上に下に自由自在に去来します。

白雲は妄想や煩悩などの例えです。

(周囲のいろいろな現象)に心をとらわれて右往左往することなく、山のように少しも動ずることなく、泰然としてわが道を貫き通せ、という禅語です。