清風動脩竹(せいふうしゅちくをうごかす)

清風動脩竹(せいふうしゅちくをうごかす)

禅語

【意味】

風が吹いて来たら竹が動かされ葉や竹がぶつかり合って音を出します。

風が止めば、また元の静かな状態に戻ります。

このことは、私たちの心の状態を言い表しています。

人は誰でも色んな問題(考え事、心配事、不安)などをかかえがちです。

本来の状態であるはずが、風が去った後でも、ザワザワしている場合がありますよね。

コロナ禍ではありますが、心を平静に保ち日々を過ごしていきたいものです。

脩竹は、細長い竹のことのようです。五言のため竹ではなく脩竹としたようです。