花くもり いつ止まりしや 置時計 (無影句)

私の祖父、木村 無影が詠んだ俳句を書いてみました。

「花曇り」:春の季語。3月下旬~4月上旬。せっかく桜が咲いているのに、うっすら雲がかかるくらいのどんよりした空。

 

「せっかく桜が咲いているのに、どんよりした空の日に、置時計が一体いつ止まってしまったのかなぁ~。」

桜が咲いていると心も浮き立ちますよね。晴天ではなく、どんよりした空の日っていうのは少し心が沈みますよね。そんな日に置時計が止まっていることに気付いた祖父はきっと淋しい気持ちになったのでしょう・・・。

よくこの短い句に、桜の華やかさと、気持ちの沈み方を対照的に表現できたなぁ~、素晴らしい句だと私は思います。

香龍