真里さんが、初めて筆を持った日に書いた作品
『寿春』

あなたに、
私の生徒さん(真里さん)の作品を
ご紹介しますね。

中学2年生の学校の授業で筆を持って以来、
何と21年ぶりの書道。

私の筆と硯をお貸しして、
ここまで上手に色紙が書けました。

基礎をちょこっと練習、
そこから初めて、たったの2時間半ですよ。

昨年6月から、仕事帰りの6時から、
硬筆(鉛筆)の授業に
いらしていました。

仕事でお客さんの前で書くので…ということで、
鉛筆の授業だけで、
筆の授業は一切されていませんでした。

昨年12月の1回目の授業の終わる時に、
「先生、お正月が来るので、
おうちの玄関に是非、
書道の作品を飾りたいのですが…」と。

「それなら、今度の授業で
色紙を書きましょうね」と、
私は返答しました。

「私は中学2年生の学校の授業で
筆を持ちましたが、
以来、1度も筆を持っていません。
大丈夫でしょうか?
私にも色紙が書けますか?」
と、真里さんは、不安そうに質問されました。

「大丈夫ですよ。
素敵な作品を作りましょうね」と、
私は答えました。

いよいよ、12月の2回目の授業。
用意した手本を見た真里さんは
「私に書けますかね?」と、
ちょっと不安気…。

簡単に「一」から練習。
そして、半紙にひたすら練習。

さあ、いよいよ、本番。
それまでは一切、
手が震えていなかったのに、
本番になったら、
手が小刻みに震えているのです。
見守っている私まで、
緊張が伝わってくるんですよ。

春まで書ききった時、
真剣だった真里さんの表情は一転。

「仕事でもここまで緊張したことは
ありませんよ。

今年最初で最後の
緊張感を味わいました。

スリル感がなんとも言えませんね~。」

「楽しかった~」
と、顔がほころんでいました。

とても、立派な作品ができたので、
雅印(お名前の赤い印鑑)を作りたいとのこと。
色紙用の小さな雅印ですが、
これからもハガキに作品を書いて
押してみたいということでした。

1月の1回目の授業時に、
新しい作りたての雅印を押して、
すべて完了。

「ねぇ、この作品、
ブログに掲載してもいいかしら?」

「どうぞ、初めての私でも、
1回でここまで書けましたと、
是非、載せて下さい。」と、
元気な返答が返ってきました。

この作品は綺麗な額に飾られ、
真里さんのご自宅の玄関の顔になっています。

真里さんのように、ご自分の作品を
作る楽しみ…
緊張感…
スリル感…
あなたも味わってみませんか?

あなたには、真里さんのように
仕事以外での、良い意味での緊張感、
スリル感…
味わうことが何かありますか?

私、香龍は毎日、この体験を積んでいます。

香龍