今来むと言ひしばかりに長月の有明の月を待ち出でつるかな 素性法師

百人一首21番

半切(34.5㎝×136㎝)

【現代語訳】

「すぐに参ります」とあなたがおっしゃったばかりに、九月の有明の月が出るまで待ってしまいました。

【解説】

「すぐに会いに来てくださるとおっしゃっていたのに、全然会いに来てくれない!」

という寂しさと皮肉が込められた女心の歌。