無影

作品
大人になって初めてわかったこと

【お年玉は 年々かさむ 布衣の身に】無影句 ※布衣(ほい):官位のない人。庶民。 この俳句を詠んだのは私の祖父です。 103歳で他界した祖父ですが、この俳句を最近、祖父の俳句集で見つけた私は、胸がギュッとなりました。 母 […]

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短夜の 山鳩なくや 霧深く  無影句 

【短夜の 山鳩なくや 霧深く】無影句 短夜:夏の夜の季語    春分の日から昼の時間が長くなり、夜の時間は夏至(げし)に至って最も短くなる。    その短さ、はかなさを惜しむ気持ちを重ねて夏の夜を呼んだのが「短夜」。 & […]

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松蝉や 山の湯に行く わかれ径  無影句

【松蝉や 山の湯に行く わかれ径 】 無影句 蝉(せみ)夏の季語:動物 香龍

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犬の医者 来て長話 新茶くむ  無影句

【犬の医者 来て長話 新茶くむ】 無影句 季語: 新茶 → 夏 祖父はチロルという名前のスピッツを飼っていました。 予防接種などで、獣医様に家までいらして頂いていました。 ワンちゃんの話から世間話へと話が弾んだのしょう・ […]

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花くもり いつ止まりしや 置時計 (無影句)2017.2.24

花くもり いつ止まりしや 置時計 (無影句)   私の祖父、木村 無影が詠んだ俳句を書いてみました。 「花曇り」:春の季語。3月下旬~4月上旬。せっかく桜が咲いているのに、うっすら雲がかかるくらいのどんよりした […]

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