作品
定めなき世をうき鳥の水隠れて下安からぬ思ひなりけり

定めなき世をうき鳥の水隠れて下安からぬ思ひなりけり 読み方:さだめなきよをうきとりのみがくれてしたやすからぬおもひなりけり 作者:道誉法師(どうよほうし)→「バサラ大名」として名高い佐々木高氏、佐々木道誉のこと。計算高く […]

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争座位帖(顔真卿書)を臨書

争座位帖(顔真卿書 764年)を臨書 ※臨書とは、手本を見ながら書くことです。 こちらは、顔真卿が764年に書いた争座位帖の一部を手本にして、私が半紙に書いたものです。 日々、有名な方が書いた書を臨書し研鑽しています。

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迷ふなり月の光の白うさぎ雪には深き道も忘れて

迷ふなり月の光の白うさぎ雪には深き道も忘れて 作者:藤原為顕(ふじわらためあき) 解釈:月の光が照らす、一面白雪の野、あの白兎の姿は、もうわからなくなってしまったなぁ・・・。 教え:生きていると誰もが何かと迷いが生じます […]

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あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます 皆様にとって良いお年になりますようお祈り申し上げます 私のホームページを訪れて下さり、嬉しいです、ありがとうございます 今年も書いてまいりますので、ご覧いただけますと幸いです 本年もどうぞ […]

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灯台に風吹き雲は時追えりあこがれきしはこの海ならず

灯台に風吹き雲は時追えりあこがれきしはこの海ならず 作者:寺山修司 目の前の灯台は動かず、その上にかかる雲は風に吹かれて流れていきます。作者にとってこの海は求めてきた海ではありません。 灯台は人類の存在する場所、風に吹か […]

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蠟燭を消せば心は氷(ひ)のごとく現身のする計らひをせず

蠟燭を消せば心は氷(ひ)のごとく現身(うつそみ)のする計らひをせず 読み方:ろうそくをけせばこころはひのごとくうつそみのするはからいをせず 作者:斎藤茂吉 歌集『小園』 解釈:冬寒い夜の空気の中に灯りを消せば、自分自身も […]

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吹く風に散りぬと思ふもみぢ葉の流るる滝のともに落つらん

吹く風に散りぬと思ふもみぢ葉の流るる滝のともに落つらん 作者:紀貫之 解釈:吹く風に散ったと思うやいなや、紅葉の葉はどうしてこうも早く、急流とともに流れていってしまうのでしょう・・・。 美しいもみじが散ってしまって、あっ […]

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夕暮れは雲のけしきを見るからにながめじと思ふ心こそつけ

夕暮れは雲のけしきを見るからにながめじと思ふ心こそつけ 作者:和泉式部 意味:夕暮れは雲を見てしまうから、眺めるのはよそうと思う。 ※作者は夕焼け空の雲を見ると、寂しく切ない思いになったのでしょう。なので、見るのをやめよ […]

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きさらぎのはだれのうへに見つつゆく杉の青き葉おちてゐたるを

きさらぎの はだれのうへに 見つつゆく 杉の青き葉 おちてゐたるを 作者:斎藤茂吉 瑞巌寺を詠んだ短歌 指定文化財〈国宝〉瑞巌寺本堂(宮城県松島)  

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北海相景君銘を臨書

北海相景君銘を臨書

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