【さととほみ  ひともとがめぬ  さくらばな  いたくなわびぞ  我みはやせせむ 】

寸松庵色紙  紀貫之筆を臨書しました。

内容は「里が遠いので人に注目されることのない桜をひどく嘆くことはない。私が褒めてあげるから。」

作者自身、里まで遠いので桜の傍らにいて愛でてあげられないけれど、人が見ないからと言って嘆いて早く散ったりしないでほしいと言う気持ちが込められた歌です。

※「とほみ」の「」は理由を表します。「いたく」は「ひどく」と言う意味。

 

香龍